◆奈良市人口の2倍の人が来場

メンバーの中村文人です。
第24回 「なら燈花会」が終わりました( 2022年 8月5日~14日 )。
新型コロナウイルス感染のため、有観客での開催は3年ぶり。
来場者は、コロナ禍前の2019年の約94万人に比べると減りましたが、なんと67万2000人。
10日間で奈良市人口の約2倍の人が奈良公園に押し寄せたことになります。

奈良公園の鹿を愛する人々が心配したのは、ゴミ問題。
奈良公園にはもともとゴミ箱はなく、なら燈花会会場にも設置されていませんでした。露店にはゴミ箱が置かれてはいましたが・・・。
案の定、燈花会の期間中、ゴミだらけといっても過言ではない状態でした。

鹿は食べ物のにおいが付いたものならプラスチック製品も食べてしまいます。プラごみを食べてしまうと、胃にとどまってしまい、鹿は体調をくずしたり、命を落としたりします。
今回のなら燈花会でプラごみを誤食した鹿は何頭いるのでしょうか。

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写真提供 鹿サポーターズクラブ
なら燈花会会場で捨てられたゴミ
写真提供 鹿サポーターズクラブ