昨年の夏、知り合いに梅を頂いたことをきっかけに、梅酒や梅シロップを作るようになりました。今年も梅の季節が来たので、梅シロップを漬けました。

漬けてから1カ月余りが経ち、おいしい梅シロップができてきました。

梅シロップができたら梅をビンから取り出さないといけないのですが、ふと思いました。この梅、このまま捨てるのはもったいないなぁ。

いろいろ調べていると、残った梅を活用してジャムを作れることがわかりました。そこで今年は、梅シロップの残った梅で、梅ジャムづくりに挑戦することに。

作り方はなるべく簡単な方法を見つけてチャレンジ。

梅をシロップのビンから取り出し、種を取って鍋に入れます。ヒタヒタのお水を入れて弱火で煮ながらアクを取り、お砂糖を入れてコトコトと半時間。煮沸消毒したビンに入れたら完成!

完成したジャムは甘酸っぱくておいしくて、暑い夏にぴったりの味になりました。

梅シロップを漬けたけど、余った梅どうしよう・・・という方は、ぜひ挑戦してみてください!

梅と言えば、 「令和」という元号にも梅が関係しているそうですよ。

「時に、初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」(万葉集)

この歌より二文字を取り「令和」が生まれたそうです。(梅研究会ホームページより)

古来から親しまれている「梅」で夏バテを予防して、酷暑を乗り切りましょう♪
(中村千紗)