メンバーの中谷です。
夏休みの朝、家を最後にでることになる中学生の娘に「戸締まり忘れたらあかんよ! 窓も閉めてや! ヤモリの窓も! サンにヤモリはさまって寝てはるかもしれへんから、そぉーっと閉めてや!」
「ハーイ」
「ヤモリの戸締まりな! そこいっつも忘れそうになるから!」
「わかってるって」
そんなやりとりをして、私はドタバタと出掛けていきます。
よくよく思い返すと変な会話ですね。
うちの台所の窓辺には、夏の夜になると、ヤモリが何匹もやってきて 灯りに集まる虫たちでお食事タイムです。
「頑張れ~!」とか「おっ、今日は子連れだ」とか家族でヤイヤイ言ってヤモリを見守ります。
大きなヤモリは そぉぉっと近づいて・・・どんな大きな虫もパクリ! 見事な狩り。
だけど小さなこどもヤモリは、ドタバタ虫に近づいては逃げられて、なかなか食べることができません。そんな小さなヤモリがやっとパクッと虫を食べることができたら、家族みんなで拍手をしてしまいます。
そんな子たちも2週間もすれば上手に虫を捕まえるようになっているものですから目が離せません。
映画のジュラシックワールドを見た後に窓辺を見ると「うちにもいるやん、恐竜! ちっちゃめやけど・・・」とドキドキして恐竜に出会ってしまった気持ちに錯覚するので、ちょっと笑ってしまいます。
ヤモリは家守。家を守ってくれると言います。
同じ屋根の下に暮らす小さな生き物たちを守り守られている。
そんな優しい日常を感じることのできる夏のひとときです。
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