こんにちは。メンバーの山出です。
「ブログの順番が来ましたよ~」とメールが届きました。
「鹿、しか、シカ」とつぶやきながら、古い記憶を辿り、懐かしい情景が甦りました。
50数年前、私が学んだ飛鳥小学校では、奈良公園周辺での写生会が恒例となっていました。画板や絵の具を持って、学校から歩いて行きました。奈良公園の景色や東大寺の甍、金剛力士立像、浮見堂、中には鹿を描く児童もいたと思います。

時々、背後から忍び寄った鹿に、完成間近の作品を食べられてしまう事件が起こりました。今も、呆気に取られた被害児童の表情が目に浮かびます。鹿が画用紙を食べること、一度くわえると離さないことを知りました。

写生会といえば、私は絵を描くのが苦手です。美術の授業では、課題作品を提出しないことがありました。
そんな中学2年生の2学期は、美術の成績が10段階評価の3でした。
孫の成績表を楽しみにしている祖父がショックを受けないよう、8に書き換えて見せたのでした。「じいちゃん、騙してゴメン」