メンバーの中村(千)です。
私は2016年に奈良に移住してきたのですが、その際に防災備蓄品を一式、買い揃えて事務所に設置しました。賞味期限は5年のものが多く、今年の夏頃にほとんどの備蓄品が交換時期となりました。

幸いこの5年間は何もなかったので、すべて普段の食事代わりに食べて消費したのですが、これが思ったよりなかなか大変でした。

災害時には何でもおいしく感じるだろうと思うのですが、日常の中で消費しようと思うと、どうしても味やにおいが気になってしまうのです。長期保存するために、普通の食品にはあまり使わない保存料を使っているのか、独特のにおいがしたり、味がちょっと濃かったり・・・。

5年前は「災害時に食べるのだから、味は二の次でいいだろう」と思っていたのですが、今回の備蓄品消費生活を経て、「おいしいに越したことはない」という気付きを得て、今年はレビューを真剣に見ながら検討して購入しました。

5年後また日常の中で消費できることと、新しく買った備蓄品が少しでもおいしいことを祈りつつ、心の備えも大切に日々過ごしたいと思います。