【20歳】
やんちゃな大学生。サッカーはしんどいけど、楽しかった。
たくさんの友達。映画、音楽、本。女の子にもてたかった!
もっと大人にならなきゃ! 30歳の人がもの凄く大人に見えた。
【30歳】
こんな自分が30になっていいのか? ぜんぜんしっかりしてないじゃないか!
たよりない! まだ子供だ! ものすごく焦っていた。
【40歳】
このころから、「嬉しい」の感じ方が変わってきた。
何かを成し遂げて自分が「嬉しい」より、自分のしてあげたことで人が喜んでくれることの方がもっと「嬉しく」なった!
【50歳】
「感謝」、ただただ「感謝」! 人間一人じゃ生きていけない!
誕生日の朝、実家に行って、両親に「ありがとう」と言った。
【60歳】
キーワードが浮かばなかった。でも、ふと思いついた言葉、「恩返し」
「故郷への恩返し」――いま私は、少しは故郷のために役立ってるかな?
怒りもするし、涙もみせる、文句も言うし、言い訳もする。
わがままだけど、でも自分さへ良ければいいとは、これっぽっちも思わない。
奈良で生まれ、ずっと奈良で生きてきた。
モットーは「精魂尽くして颯爽たり、振り返る時の微笑み」
これからも、冗談をとばしながらも、笑いながらも、全力で走って行きます!
みんなと一緒に「故郷への恩返し」、ほんの少しでも! (安達 研)